Goast Food
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わたしたちの体は食べたものからつくられている。
Goast Foodはナタデココでできた食べ物と人の体の境界の作品です。

実はナタデココは99%の水と1%のセルロースナノファイバー(CNF)から構成され、現在透明な紙として開発の進む新素材です。

CNFは透明な紙としてプラスチック容器の代替開発の進んでいる素材で、植物の繊維をナノレベルまでほぐしす技術によって作られます。対してナタデココは発酵食品であり、ココナッツの繊維を微生物が分解することによりナノレベルの繊維を作り私達は独特の食感を食べています。

食べ物の抜け殻を集積して日々の食物が私たちの体になる感覚。見えないうちに細胞が剥がれ落ちていく感覚を追体験することで、食べ物とわたしの境界はどこにあるのか。

​生態系の頂点に立つ人と、生態系の底を支える微生物の循環の食衣をつなぐ作品です。

日々の食物が私たちの体になる感覚。見えないうちに細胞が剥がれ落ちていく感覚を追体験することで、食べ物とわたしの境界はどこにあるのかを問いかけます。

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サイズ : W450×D300×H900(mm)
素材 : ナタデココ(セルロースナノファイバー)
技法 : 手漉き
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ナタデココはファッションフードと揶揄される黒歴史を背景に持ちます。1993年に不思議な食感により昨今のタピオカブーム以上の大流行となり。特需に呼応し一時は他国に工場を増設するも1年ほどで流行は去り、現地に伐採された熱帯林と大量の失業者を産んだことが問題となりました。