CAN CELL
携帯住居からみた居場所の再認識。
蜂や鳥は生まれながらに驚くほど機能的な巣を作ります。
人は場所により様々な形と素材から家(巣)を作ってきました。
生活の基盤と言える住居最小化の試みです。

サイズ:W900×D2000×H900
素材:アルミ蒸着シート・アクリルパーツ・ナイロン紐・小型ファン・太陽電池
技法:樹脂接着
CAN CELLは
膨らませたらカプセルホテル、畳むと常備薬として携帯できるサイズとして。体の内と外に私たちを運んでくれる飛行船(CELL)です。
体内に薬の効能を届ける最小限の形としてのカプセル。
人が快適に休むことができる最小の空間としてのカプセルホテルから、
人の最小空間としてカプセルをモチーフに選びました。
使用素材はアルミ蒸着フィルムという、NASAの開発した極薄の新素材です。
非常に軽い断熱材で自然の中では異質な材質でありながら、風や光を取り込み自然と一体感を感じる膜のようなテントとなりました。
1.5Lペットボトルサイズまで縮小でき重量500g 太陽電池や携帯用バッテリーを使用し、ファンに空気を送り込みテントを組み立てることができます。
金面は熱吸収。銀面は熱反射と二つの異なる性質を持ち、真ん中のファスナーを起点に組み替え可能です。使用場所や気象条件に合わせることができます。
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