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​岩の空

紫外線反応材の持つ白→青に変化する性質を空に見立て、空と岩を模した彫刻。

空と触れ合い、毎日目にしながらも雨が降るかどうか程度にしか気にしていない空を、もっと身近に感じその青さに面白さを感じてもらえたらと思います。

兵庫県 六甲山に点在する磐座(いわくら信仰:岩に対する古神道の信仰のこと)をモチーフに制作しました。

その中の一つの弁天岩には雨乞いにまつわる信仰がありました。

雨乞いの儀式では、岩の上に鮫の背鰭を切って岩にその血を付け、水神を怒らせることで雨を降らせるというものです。*磐座*や信仰には空に向けて行うことが多いことから、人と空を結ぶモチーフとして岩を選びました。

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年月 : 2020.08
寸法 : W3600×D1200×H3200(mm) 
素材 : スチレン(発砲スチロール)・エポキシ樹脂・フォトクロミック (紫外線反応材)
技法 : 溶断・塗装
場所 : ​六甲山ビジターセンター(記念碑台)六甲ミーツアート芸術散歩2020展示作品
写真 : TOSHIYUKI HIRAMATSU
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​「子供たちには大きな氷みたい。」

と言われる作品ですが、形は弁天岩と雨乞いの伝説から鮫の背鰭(中でも絶滅したといわれている、鮫の中でも最大のカルカロクレス・メガロドン(Carcharocles megalodon)の実物大)を制作した。

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